生命保険の選び方




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3、生命保険の選び方



生命保険トップ 1、身近なムダ遣い 2、生命保険の種類 3、生命保険の選び方
4、主契約と特約 5、実践編A 自分で考える派 6、実践編B プロに相談派

・どんな時に必要?何歳まで必要?いくら必要? 一番トクな生命保険の選び方

【どんな時に必要?】

よし、それではまず『どんな時に必要?』からね。保険保険って言うけれど、みんなが入っている生命保険ってどんな時のために入っているか、から復習しましょう。

はい。まず病気になった時、それに死亡した時、あと自動車事故とかかな…

そうね。自動車事故とかは損害保険っていって病気の時とは違う保障の種類だから、今回は病気になった時と死亡した時を知っておきましょう。まこと君は病気になった時って言ったけど、民間の生命保険って病気になっただけでは給付金(保険会社からもらえるお金)はでないのよ。入院をしないとね!

※入院であれば事故などでのケガでの入院も一般的に対象となります

傷病手当金とは?

“民間の”と言ったのは、正社員や派遣・契約社員など厚生年金保険に加入している人には、入院しなくても保障してくれる傷病手当金という給付金があるからです!
* これは病気やケガなどで4日以上続いて休んでしまった場合、4日目から最大1年半の間は約給与の日割で6割相当(イメージとしては基本給の6割前後かな)がずっーと給付(給与のように)されるんですよ。これは、当然の権利です。
さぁ、自分の場合を確認したかったら手元にあるはずの加入者へのしおりや総務課の方に聞いてみましょう♪

【新情報】
 平成19年4月からは約給与日割分の2/3に変更されます。少しアップしますね♪


え〜そうなんですね。。厳しいなぁ。僕の生命保険もそうなんだ…

そうよ。CMでも「1日目から」とかよく流れていたでしょ?だって以前は入院して何日も経たないと給付金(もらえるお金)はスタートしなかったんだから…メゲナイ、メゲナイ。
ということだから『どんな時に必要』は入院した時には自分に、亡くなった時は残された家族に必要ってことで復習できたわね。

はい、確認できました。



【何歳まで必要?】

それでは次にいくわよ。『何歳まで必要?』なのか、だけれど…まこと君、まずは入院の保障はどうかしら?

そうですねぇ、え?ずっと欲しいですよ〜日本は長寿国ですし…長生きして年をとるほど病気って増えそうですし…入院しそうじゃないですか。

そうね、ご名答!…ということは一旦入ったら解約はしたくない保険、むしろ年齢を重ねるごとに不安となる保障を増やしたいくらいの保険、それが病気になった時に必要な保険となるわよね。

な〜るほど、これは入る時にしっかりわかっていないと一生もんですね。

そうなのよ、入院の保障って、入院費を現金などで備えることができないのならば、一生必要と考えた方が良い保障です。だからこそ入り方も大切。この後、伝授するからしっかり記憶しておいてね。

了解です!

では、亡くなった時の保険って『何歳まで必要』なのかしら?

この保障だって一生必要なんじゃないですか?

そうね〜確かに、自分が年をとって亡くなるにしても『自分の葬式代くらい準備しておきたい』って思いで入っている人は多いわ。そう言った意味では、亡くなった時の保障も、現金などで備えることができないのならば一生必要と言えるかな。

さっきから、ゆうこ先生は入院の時も…亡くなる時にも『現金などで備えることができないのならば…』って繰り返していますよね?

えぇ、両方とも備える手段が保険でなくてはならないってことは無いから勘違いしないでほしいの。入院する場合って、どんな病気になるかなんてわからないし、病気によってはすごく費用が掛かったりもするから、備えは段々厚くしたいけれど…亡くなることって皆に平等にくることでしょ、葬式代とか…前もって心配になる金額を現金で準備できていれば、保険は必要ないもの。

あ、そういう意味だったんですね!ちゃんと覚えておきます!

ありがとう。じゃあ次に『いくら必要?』を考えましょうか。

はい。



【いくら必要?】

亡くなった時に必要なお金(いくら必要?)は、残された家族、その家族がどんな状況か、によって大きく変わるのよ。だって、残した家族のために必要なんですもの。

あぁ、そうですよ。言われてみれば当たり前の事ですね。う〜ん、でも、僕の場合、今は独身だから受け取る家族って親でしょ。先生が言っていたように、親に僕の葬式代が必要って考える…でいいのかな?

そうね。そういう考え方でいいわよ。まこと君が『今は』って言ったように、そうやって考えていきましょう。これからは変わっていくだろうってこと、想像できるでしょ。

そうですね。結婚したら、家族が増えますもんね。

そうよ。結婚したら、葬式代にプラスして、奥さんが自分のことで困らない金額は残したいと思うだろうし、子どもが出来たら尚更。教育費(大学までオール国公立でも1,000万円超と言われています)だって困らないように残したいわよね。でも…子どもたちが独立しちゃったら?また夫婦2人、メインは奥さんのみに戻るでしょ。

あー、なるほど本当ですね!亡くなった時に必要なお金(いくら必要?)は、その時の状況で増えたり減ったりしますよ。(下表参照)


死亡保障・入院保障の必要な形(例) - 生命保険の選び方



そうよ(笑)それに比べて病気になった場合は、お金が必要なのは本人、状況は入院中となるわけだから、話は簡単ね。入院時に支払う金額は…データを参考にすると1日当り15,000円前後と言われているわ。(平均データ。病気によって必要金額に差はあります)けれど、先に重要ポイントでお知らせしたように、まこと君達には傷病給付金という味方もあるから、最低限必要な金額は、データの金額から傷病給付金を差し引きして考えれば良い訳よ。

あ〜なるほど〜!これ知らなかったらCMにノせられたり、そのままの金額を契約しちゃいますもんね。僕はいくらになっていたかな?自宅に戻ったらすぐ確認しますよ。ほんと、こんなところで損をしていたかもなんて考えもしなかったですよ。

うん。しっかり確認をしてみてね。まこと君の人生はまだまだこれからじゃない。今、わかったってことは、かなりのスタートダッシュかけられたと思うわよ。

ありがとうございます。しっかり頭に入れましたよ!

はい、安心しました… ということは、入院の時と亡くなった時、それぞれの『いつまで必要?』の答えが『生涯』でも、必要なお金は上の図の様にまったく違うわ。だから、この2つの保障を1つの保険で備えたいってなると、実際のところかなり商品は限られて割高になるって言うのが先生の調べたところね。例えば、両方備えていても、亡くなった時の保障金額の上限があまり大きくなかったり…無理が生じているように感じるわ。

『無理が生じている』… あー、僕も保険会社の人に『必要なものはこの保険で全部保障されています』って言われて入ったんですけれど、安心しちゃいけなかったのかな…?

そうね。多分まこと君の保険は、1つの保険で2つの保障が入っている『特約付終身保険』というものだと思うわ。この保険の場合、終身で保障されているのが亡くなった時の死亡保障。で、特約という定期保険で入院した時の費用が保障されるんだけど… まこと君、残念だけれど、この特約の入院した時の保障は、だいたい60歳か65歳までよ。
(※60歳や65歳で一括支払等を行って80歳まで延長可能のパターンです)

えーっ、そうなんですか!ダメじゃないですか〜。生涯の保障が欲しくて、むしろ保障を増やしたいくらいなものですよね、入院の時って。

確かにそうね。60歳や65歳で終わらせたって不安でしょうがないでしょう。その年齢で80歳くらいまでの保障を支払うのも経済的に負担は大きすぎると思うわ。

なんだか、かなり不安になってきました。っていうか損していますよね、僕。

しているかもね…特約っていう定期保険の形で入院が保障されているってことは、入って60歳くらいまでだって、ずっと同じ金額の保険料ではなくて10年ごとにアップするケースが多いからね。(10年後で約2倍の保険料相当)

最悪かも… そうか…終身の保障じゃあないからだ。だから入院に関する保障には、健康で若くて保険料の安い時に終身のような形で入っておくほうが安全でお得ってことですよね?

すごい!!その通りよ。結論を言われてしまったわね。

よ〜やくわかってきましたよ。でも、今まで損していたかと思うと嬉しくないですよ。

まぁまぁ、落ちつきましょ。先に言ったように、まこと君のような人は多いし、学生の時から親が入っていてくれてた、なんて人はもっとその形の保障の可能性が高いのよ。若いうちに気づいてラッキー。これからすぐ対策をしましょう。

しますよ〜

それで、まこと君も出した結論にそって生命保険を選択していくとね、現実問題として大抵の場合、入院した時と亡くなった時は、別々の専門の保険で契約した方が割安になるってことなの。

別々?なんだか面倒かな…

そう思っちゃうわよね。1つの生命保険で揃えるやり方も検討の余地が無いって訳ではないけれど…。だけれど、ちょっと考えてみて?生命保険の会社が38社以上あるのはどうしてだと思う?入院したり亡くなったり…そんな保障の全てを得意とする会社があるならば1社でも十分なの。保障できる形に得手不得手があるから、それぞれの特徴を活かして商品が作られて、何社もあり何百種類もできちゃっているのよ。

あ、そっか!!ちょっと面倒でも必要な保障を得意な会社から探した方が結果、お得って訳ですね。

そういうこと。それに会社が違えば、万が一、保険会社が倒産した時のためのリスク分散にもなるわ。これが、私が生命保険を色んな角度から調べてきた持論ですよ。

はい。よくわかりました!

はい。どうもです。では、続けて生命保険の基本的な仕組みを話して基礎編も終了といきたいのですが…でも、始めてのまこと君にはかなりの量を詰めこんだはずだから…ここらへんで一息ついてティータイムとしましょうか?

賛成!!

  Illustrated by SHAO


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